WodiKs Documentation

コモンイベント管理データ


コモンイベント管理データ『CommonEvent.dat』の読み込み/書き込み処理の実装方法について
解説していきます。

※『CommonEvent.dat』はウディタの『BasicData』フォルダに存在するデータのことです。
　（Data/BasicData/CommonEvent.dat）


『CommonEvent.dat』読み込み

読み込み/書き込み機能は名前空間『WodiKs.IO』に所属しています。

以下に実際に読み込みを行う場合のサンプルソースコードを提示します。

// コモンイベント管理データの読み込み
WodiKs.IO.CommonEventDatReader CEvDatReader = new WodiKs.IO.CommonEventDatReader("SampleGame/Data/BasicData/CommonEvent.dat");
// 読み込んだデータを取得する
WodiKs.Ev.Common.CommonEventManager CEvMgr = CEvDatReader.GetReadData();


『CommonEvent.dat』を読み込む場合は『WodiKs.IO』に所属する『CommonEventDatReader』クラスを使用します。
このクラスのコンストラクタにファイルパスを渡してください。
ファイルパスは絶対パス/相対パスのどちらでもかまいません。

コンストラクタ内で自動的に読込処理を実行しています。
読み込んだデータを取得する場合はメンバ関数『GetReadData()』を呼んでください。
返り値として『CommonEventManager』クラスが返ってきます。
これは名前空間『WodiKs.Ev.Common』に所属しているクラスです。

もし読込に失敗した場合は null が返ります。

// 読み込んだデータを取得する
WodiKs.Ev.Common.CommonEventManager CEvMgr = CEvDatReader.GetReadData();
if( CEvMgr == null )
{
　　// 読み込み失敗
}



読み込みが失敗する原因としてあげられるものは以下になります。 等々

現状、エラーの原因を取得することができませんが、将来的に読込が失敗した原因を
取得する機能を実装する予定があります。

もしウディタで正常に読み込めるファイルなのに読み込めない場合は
WodiKs側のバグの可能性がありますのでご報告いただけると幸いです。




『CommonEvent.dat』書き込み

読み込み/書き込み機能は名前空間『WodiKs.IO』に所属しています。

以下に実際に書き込みを行う場合のサンプルソースコードを提示します。

// コモンイベント管理データ書き込み用クラス生成
WodiKs.IO.CommonEventDatWriter CEvDatWriter = new WodiKs.IO.CommonEventDatWriter();
// コモンイベント管理データ書き込み　（『CEvMgr』は『WodiKs.Ev.Common.CommonEventManager』クラス）
CEvDatWriter.WriteCommonEventDat(CEvMgr, "SampleGame/Data/BasicData/CommonEvent.dat");


『CommonEvent.dat』を出力する場合は『WodiKs.IO』に所属する『CommonEventDatWriter』クラスを使用します。
このクラスの『WriteCommonEventDat』関数を呼出し、
コモンイベント管理データクラスと（『WodiKs.Ev.Common.CommonEventManager』）
ファイルパスを渡してください。
ファイルパスは絶対パス/相対パスのどちらでもかまいません。

もし書込に失敗した場合は false が返ります。

// コモンイベント管理データ書き込み　（『CEvMgr』は『WodiKs.Ev.Common.CommonEventManager』クラス）
Boolean result = CEvDatWriter.WriteCommonEventDat(CEvMgr, "SampleGame/Data/BasicData/CommonEvent.dat");
if( result == false )
{
　　// 書き込み失敗
}



書き込みが失敗する原因としてあげられるものは以下になります。 等々

現状、エラーの原因を取得することができませんが、将来的に書込が失敗した原因を
取得する機能を実装する予定があります。